平野地区のメイン街道、県道29号線。
左側に郵便局見て50mほど進むと、
同方にトーテンポールのような看板に『大村邸⇒』と書かれています。
看板の矢印の指す方向を向くと、車が1台通れるほどの細い道があります。
道なりにくねくねと上り、「まだかな～？」と疑問に思うまで進むと
突き当たりに『大村家』が見えてきます。

門へ続く石段の脇に、『登録有形文化財』の碑が、道祖神とともに並んでいます。

大村邸は300年ほど前の江戸時代に建てられ、養蚕を営んでいたそうです。
現在も現役の家屋として使用されています。20年周期で屋根が葺き替えられます。

萱の厚みは30～40cmといったところ。
前回の葺き替えを請け負った棟梁が
「厚めに葺いといたから、耐久性が増したよぉ」と語ったとか。

縁側を横切り、庭の奥へ進むとカブト造りの重厚な表情が伺えます。

【大村邸】
静岡市葵区　平野地区
新東名「新静岡ＩＣ」より車で25分ほど
※一般住宅のため、見学したい場合は大村さんにご相談ください

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